The fool on the hill

南イギリスでの日常生活・子育てのお話

*ひとり言* 書きたいこと綴る日記。

ブリジット・バルドーとミューズたちはいまでも心ときめく

最近、子育て(娘3歳半)がひと段落して時間があるし特に今月は日本語の生徒さんたちがこぞって日本旅行に行ったり、ホリデーもくるからチューターの仕事がめっきり減っているのでさらに時間がある。焦って、今日、家から2分のイタリアンレストランに仕事ありますか?って話してきた笑。週末の夜働ける人募集しているのって言われたので、飲食の仕事ってそうだよなあと再確認して帰宅。レストランの仕事の経験は20年くらい前にしかないので、できるか結構不安。メニューとか覚えられない気がする。

 

英語の勉強とか将来のための勉強とか、読書でもしようって思うんだけど、最近昔の自分が蘇ってくる。「昔の自分:好きなことには手を伸ばしまくる。」=ミーハーだねって本当によく言われていた。今思うといいじゃん、そんな自分でよかったーって思う。笑。

 

でもこれ結構危ない自分。なぜかって今独り身じゃないから、破産するの。

ちょっと自分時間増えると、部屋で一人でずーっとオタク作業できるからきけん。

 

例えば音楽のライブに行きたいって思ったら高くても買う。で、お金節約したいから、飲み会は減らすか断る。基本会社の飲み会とかそんなに行きたくない。好きな女優の映画をTSUTAYAで一気に借りて一人でお祭りする。しかも1960年代の映画DVDはうちの地元には100%ないから、わざわざ渋谷のTSUTAYAまで行く。ほんとに好きなDVDは買う。CDもタワレコが店舗であった頃は毎月買う。Rockin onとか気になった雑誌(今はあるのかな?)は買う。フィルムカメラはレトロのが好きだから昔の(もう廃盤してる)現像代がすごい高いフィルム買う。銀座のレモン社とかに行ってみる。イタリア語習いたいからとりあえずイタリア料理教室のイベント行ってみる。ワインが好きだからワインの会社で働いて観て勉強して飲むとか。あと正規の値段で服をたくさん買ってた。(これは半分間違いだと思っている。環境に悪いとかの理由もある)

 

私、旅行するの好きな人だと思ってたんですけど、どうやら違う?

一人で自分の世界に浸る方が何倍も好きかも?

旅行はまあ人並みにはいったんだけど、でもお金もったいないから日本旅行はできないとか考えてたな。そのお金は自分が好きなことに使ってた、間違いなく。

でも今の自分、10年後の自分がいうけど当時に自分に言いたい。いろんなことに手を出しすぎてお金使いまくるのやめよう!

どれもこれも好きなことだからそれを通ってきた(たくさん遊んだだけ)のは、後悔ないけど、ものはこれからの時代買わなくてもいいって思う。(でもそうなると音楽やファッションやアートの場合アーティストが発展しない)とはいうものの世の「断捨離」は私はしません。ものは捨てる必要はないと思ってて、いらないなら欲しい人に譲るけどずっと取っておくのもアリだと思う。ロンドンに行く前にCDと服は沢山売ったので大後悔しています。これからは一度浸った世界のものは手放さない宣言です。また自分の中でのブームがいつかくるし、昔の熱かった頃の懐かしさや蘇りとかあの感情が好きだからそのままにしたい。

あ、でも個人的にもうコレクションする人に戻ることはないとは思っている。最近は外でコーヒー買う事すらしないように心がけてる。

理由は、

 

1.  単純にお金がないから。

2.  ものを買おうとするとき、実際に見て「これ欲しい!」→「これいる?」→「いやなくても生きてけるわ」→「食費に回そ」と、自制がきくようになった。

3.  自然に優しい生き方をしたいから、中古とか昔のものを大切にしたい

 

こんな感じです。歳を取るってこういうことなのかしら。

いつまでも真っ赤な服にリボンはつけれいられないのでしょうか。

昔の欲望が爆発しているので、コスプレさえしたくなっている。

 

で、これってなんでだろう?ってさらに考えた。(一人で深掘るのも趣味)

 

答えは、インターネットの情報が多すぎるから、っていうシンプルな答えでした。

 

そりゃそうだ。ネット検索とか画像をみると、あーこれ欲しい。ここ行きたい。

シンプルライフしますって打ち出しても何がシンプルかわからなくなる情報や物の多さ。そりゃ欲望は加速するはず。東京はそんな街でした。たまに戻りたくなるけど、今は緑に囲まれて環境にいい暮らしをしたいので、あの大都会に疑問点が沢山浮かぶと思う。いや昔から東京から早く脱出したかったんだ。

 

こんな声が聞こえてきそうです。「じゃあそれができるくらいの給料稼いだら全部買えるよ」と。でも今の自分の希望は「お金が沢山欲しい」でも「好きなものを買って集めたい」ではないんです。

 

多分、思いを馳せたあの頃について話している時間が楽しくて恋しいだけだと思う。

 

自分の昔のブログを読み返してそんなことを考えた夜。