Notting hill carnival とはイギリス・ロンドンで毎年八月に行われる二番目に大きなカリビアン・カルチャーのFestivalです
8月にロンドン旅行の計画を立てている人は名前は聞いたことがあるかと思いますが、是非歴史やジャマイカ音楽について1度は調べてみてくださいな。
50年以上も続くこのカーニバルから多様な文化を受け入れてきたイギリスという国が見えてくると思います同じ島国の日本とはかなりかけ離れており(まあ歴史的背景が違いすぎるのであれですが。)他国の文化を受け入れる寛容性があると思います。そんな文化がやっぱり大好きです。リスペクト
このカーニバルですが、リオのカーニバルのようにキラキラの衣装を来たダンサーや音楽で賑わうお祭りとはちょっと違いロンドンのNotting hill carnivalはズンズン鳴らした音楽とその根底にカリビアン移民への人種差別の歴史があります。
あと日本じゃ考えられないのは、路上で爆音、もそうなんですが、そのロケーションですね。今のNotting hillは高級住宅街なので(昔は違った)東京で言うと、
「白金でサウンドシステム爆音で鳴らす」って感じですかね?
1950年代にジャマイカ・キングストンで生まれたサウンドシステムカルチャー。何台も積み上げられたスピーカーやタンテ、バイナル(レコード)、機材などなどは彼らにとってとても'important'なツールです。私はロンドンに住んでいた頃に、知り合った日本人の多くが音楽目的でロンドンにやって来たのでそこから少しだけですが教わりました。どの音楽にもルーツがありどんどん派生して行くんですが、イギリスのアンダーグラウンドmusicの面白いところはどんどん新しい音楽が生まれて独自のスタイルが確立されてくとこです。ダブステップやジャングルと言えばブリストル。レゲエも盛んです。イギリスのドラマを見てると音楽もだいぶUKサウンド聞かせてるな〜っていう番組がよくあります。UKロックも好きですが、低音を聞かせた音も結構好きでした。ベース音を聞かせてお腹にくる感じ、一度心地よさを感じたら結構病みつきになると思います(ならない人もいると思いますが笑)。
このあたりが日本の音楽シーンと違うとこかなーと思っちゃいます。
ロンドンに住んでると聞こえて来ます、音が。週末はお家でパーティは当たり前なのですが大きなmusicも割と当たり前。音楽大好きな国民です。
もちろんクラブや音楽Venueに行くと爆音なのですがこれは9割の日本人は経験していない事実だと思います。大げさに聞こえますが、私が知り合った日本人たちは、その文化なしに生きてけないといった人たちがいましたね。気持ちわかりますね
ちなみに日本人は凝り性でオタク気質なのでレゲエのレコードは日本が一番持っていると言われています。ジャマイカよりイギリスより笑 すごいオタク
今コロナで日本のクラブシーン、venueもろともdevastated な状況になってしまってますが、そもそもクラブシーン・カルチャーに対する日本人の偏見と無知さもdevastatedだったと思っています、個人的に。確かにただのナンパ箱といったしょうもないクラブもありますよね、一方で真剣に音楽やっている人たちもいるんです。確かにニュースで見る「クラブ」の文字に事件性が多いのでそういう風に受け取る読者が多くなるのは残念。あとはメディアの書き方や個人の興味の問題ですがね。
しかしそういった文化を守って行くというのは音楽に限らず100%大切だと思っています。
コロナの渦の中イギリスやドイツの音楽関係も含めたへの「文化支援」をすると発表がありました。(記事ありました👇)とはいえ個人への被害は解消されるものでもないようですが。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/21590
私がイギリスに住んだきっかけはそもそも、UKロックが好きだったとかKate Moss(ファッション)が好きだったからなのですが、イギリスは音楽やアートに対するアプローチというかマーケティングはとってもうまいな〜って思います。
これから子育てして行くにあたり、音楽やアートへのアプローチは不可欠な要素なので
地肌で感じられる距離感で生活して行きたいと思います〜。
Notting hill carnivalのドキュメンタリーはViceやBBC、Boiler roomから出てるので気になる方はぜひ
カリビアンの国、いつか行ってみたいです。ジャークチキン大好きです。
昔にいったNotting hill carnivalの写真を貼って行きます
お読みいただきありがとうございます。
皆さま良い夏をお過ごしください〜